【谷中】エアコン大丈夫？

こんにちは！YANAKAです。
本格的に暑い夏がやってきましたね。

エアコンが大活躍する季節です。
エアコンは動くものの以前に比べて冷えなくなったとか、変な臭いがするなんてことはないでしょうか？
もしかするとしばらくお掃除をしていないのでは？

私も住宅関係の仕事に携わる者として、エアコンのメンテナンスも自分でやってみないと気が済みません。
ということで、家の中で一番活躍しているダイニングキッチンのエアコンの大掃除をしてみることにしました。

年式を見るとなんと20年も昔のモノ！
時々フィルターの掃除をした記憶はありますが、本格的に隅々までやったことはない．．．ハズ。
機械としては壊れてもおかしくない時期なので、これが最後のメンテナンスになるでしょうし、いじり過ぎて壊れてもいいや！ってな感じでトライしてみます。

エアコン（室内機）のお掃除は大きく上下2ヵ所に分かれます。
一つは上半分の吸い込み側のフィルターとアルミ製フィンのある熱交換器の部分。
もう一つは下側の吹き出し側にある｢シロッコファン｣なのですが、こっちはなかなか難しい。
奥を覗くと20年間分の埃とカビがびっしりついていて、それはもうスゴイ事に．．．(>_<)
恐らくエアコン掃除業者さんでもなければ、｢シロッコファン｣まで掃除している方はほとんどいないのではないでしょうか？
今回は意を決してその｢シロッコファン｣も含めて全部掃除してみることにしました。

最初にコンセントは抜いておき、電気部品部分にはカバーをしておきましょう。
フィルター類は掃除機で埃を吸い取るか汚れがひどければ洗浄液に付けて綺麗に洗浄します。

エアコンには吹き出し口辺りに結露した水滴を受ける受け皿があって、そこに溜まった水滴がドレンパイプを通って外に排出されるようになっています。
前面から水が垂れてくるなどのトラブルはこのパイプが詰まって水があふれるケースが多いようです。
上半分の熱交換器のアルミフィンを掃除するスプレーは良く見かけますが、これを使った場合でも受け皿から外に排出されるので室内が汚れることは少ないようです。

しかし、｢シロッコファン｣を掃除する場合は壁や床まで汚れますので、あらかじめしっかりと養生しておく必要があります。
床や壁の養生は、専用のカバーなども販売されているようですが、自分は使いまわしをするつもりはないので「コロナマスカー」というテープ付きの養生フィルムを周りと床まで伸ばしてバケツに汚れた排水が入るようにセットしました。
シロッコファンは、吹き出し口の左右に動くルーバーが邪魔をして手が入りづらく、洗浄液も届きにくくなっています。

今回は思い切って受け皿も含めて吹き出し口のルーバーまで外して徹底的に掃除することにしました。
さすがにここまで外すと手も入りやすくなってカビ落とし剤をガンガンかけられます。
高圧洗浄器が使えれば早いのですが、さすがに室内でしかも電気器具相手ではマズいので、家庭菜園用に買った手動噴霧器に洗浄液を入れて洗い流します。
手の入りにくいところは使い古しの歯ブラシなどを使いましょう。